気がつけば、もう11月です。
だんだんと寒くなってきましたが、冬支度は始めていますか?
年末に向けて一番気になるのが大掃除です。
そもそも大掃除とは、お正月を迎える物忌み(ものいみ)が始まる旧暦の12月13日に行われていたようです。
物忌みとは、方角や暦の凶日による災いを避けるため、一定期間、身を清めて家にこもることだったそうです。
儀礼、宗教的な意味合いが大掃除にもあったようです。
それから「煤払い」(すすはらい)は、神社仏閣では恒例行事として今でも行われています。
何気なくテレビなどのニュースで目にしているかもしれませんね。
新しい年に向けて、「一年のすすを払い、神様をお正月に気持ち良くお迎えするため」などの意味があるようです。
大掃除の後に松飾りをして、目印をして、神様が訪れてくれるのを待つそうです。
他にも、新年には新しい物(下着など)を身につけるなどの習慣もありますね。
オレンジのエピソード
でも、やっぱり寒い時期に大掃除をするのは、非常に辛いですよね!
乾燥した時期に大掃除は向かないし・・・
大掃除なんてやらなくったって、誰にでも新年は来るわけだしね・・・
なんて、色々な怠け心が出てきます。
だからといって雑にすませると、なんとなく罪悪感が残りますしね。
普段そんなに信仰心がなくっても、年末と正月だけは、日本人の心に戻り、神頼みをしたくなります。
そこで、この時期から少しずつ掃除して、年末には軽く掃除すればいい状態にしたいですね。
そうすれば、ゆったりと年末も過ごすこともできますし、神様も気持ち良くお迎えもできます。
まずはトイレ掃除から始めてみませんか?
なぜか私は普段の掃除で、1番始めに取りかかるのはトイレ掃除です。
こんな風に、自分のエンジンがかかりやすい場所から始めてみましょう。
トイレの中で、いつもなんだか気にはなっているんだけど、仕方ないな・・また今度やろうと見て見ぬふりをしてしまう、トイレタンクの水受けの水垢よごれ!です。
この前紹介した、クエン酸を使うことにします。
クエン酸は水垢汚れが得意分野でしたね!
まずは、クエン酸水を作ります。
クエン酸がない方は、お酢でも同じ働きをしますので代用できます。
・クエン酸 小さじ1~3
・水 200ml
・スプレーボトル
・好みの精油(3~4滴)汚れ予防や消臭に期待ができます。
今回は抗菌作用などがあり、爽やかな香りのペパーミントとレモングラスを使いましたが、1種類でもいいです。
それから、掃除の意欲がわきますので、香りは好きな香りを使ってみましょう。
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お酢で作る時は、お酢を水で2~3倍に薄めた酢水を作ります。
●作り方
①ビンにクエン酸小さじ1~3を入れます。(ここで精油を混ぜます。)
②水200mlを入れます。
汚れが多い時は、濃度を濃くして使います。
②よく混ぜます。
●使い方
トイレタンクの水受け部分にトイレットペーパーをしき、クエン酸水を吹きかけ、15分ほど待ちます。
乾くようであれば、さらに吹きかけます。
●15分待っている間に
トイレのふちの汚れの黄ばみの気になる箇所にトイレットペーパーをしき、クエン酸水をスプレーして、こちらも同じく15分ほど待ったら、ブラシでこすり流します。
本当は1時間ほど置くとよいようですが、あくまでも仮の大掃除ですから、サッと切りあげます。
トイレの床や壁には、いつの間にか飛び散った汚れがあります。
雑巾にスプレーして、拭きます。
●15分たったら
きれいに拭き取ります。
ここで大事なことは、完全に汚れが取れていなくても、気にしてはいけません!ということです。
何度も言いますが、仮の大掃除です。
掃除をする前の状態よりも綺麗になっていれば、とりあえずOKです。
またの機会に、また同じように掃除すればいいのです。
これを繰り返して、段々前より綺麗を続けていきましょう。
このクエン酸水1本は、作っておくと便利です。
気づいたときに、トイレットペーパーにクエン酸水をかけて、汚れの気になる部分をサッと拭くことができます。
使用後に、トイレのふちにスプレーして、汚れのこびりつくのを防ぐことができます。
水を流す時は、必ずトイレの蓋を閉めてからにすると、流れる時の自然の飛び散りも防げます。
塩素系の洗剤と混ぜると、有毒ガスを発生する恐れがありますので十分に注意しましょう。
元気があれば、次は、クエン酸の得意分野のお風呂の湯垢や鏡なども、同じように掃除します。
あくまでも、仮の大掃除!
まだまだ時間はありますので、少しずつ、気楽にいきましょう。
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