家の中でカビが繁殖しやすい場所、第1位は、エアコンなんだそうです。
6月に急上昇するカビに要注意です!
喘息の原因になる最も凶暴で恐ろしいカビで、最強のアレルゲンだといわれる、
「アスペルギルス・フミガタス」
このカビ、医者がこの名前を聞くと、震え上がるといいます。
最も日常的で身近な、最も危険なカビなんだそうです。
このカビは、喘息や、呼吸器の不調を引きおこします。
重症の喘息のうちの多くを占めているのがこのカビだとされます。
他には、蓄膿症などの呼吸器の病気の原因の多くを占めています。
そのうえ、治りにくく、重症化するのです。
このカビは、お年寄りや、白血病、化学療法、臓器移植などによって免疫力が低下した人の肺に感染すると「肺アスペルギルス症」という重症のアレルギー性肺炎を起こしてしまいます。
6月にこのカビが最も恐いのは、エアコンの中で大繁殖して、運転スタートと同時にブワッと部屋中に拡散してしまうからです。
多く吸い込むと、喘息の原因になることもあります。
エアコンの中で湿度が上がって、ホコリがあれば、カビには温床なのです。
●エアコンでカビを繁殖させない対処法
3ヶ月に1回、エアコンの中を掃除するのが重要です。
もっと、日常的に出来ることは、毎回、エアコンを使う時に、窓を開けてから、送風運転を10分間行います。
10分で大体のカビが外に出て行くそうです。
それから、エアコンの電源を切る前に、送風モードにして15分ほどエアコンの中を乾燥させることによって、中にカビが生えにくくなり、カビ対策になるそうです。
内部の掃除は2年に一度の割合で行うのが理想的です。
●精油で対策
エアコンの掃除をする時に、フィルター本体を、精油を数滴(4~5滴)たらした水に雑巾を浸して固く絞って拭けば、防カビに効果的です。
(空気清浄機のフィルターや扇風機の羽根の拭き掃除にもよいです。)
最近は、エアコンフィルターの汚れ防止用に、使い捨ての専用シートなどもありますので、このシートに精油をたらしてスイッチを入れると、香りと空気浄化との両方を楽しめます。
精油は、好みのものが一番ですが、抗菌作用や抗真菌作用のある精油や、誰もが好きな香り、例えば柑橘系の香りなどがオススメです。
ユーカリ・ラディアタ、ティートゥリー、レモン、オレンジ・スイートなどが爽やかです。
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