ローズマリー・カンファーの精油

ローズマリー・カンファー

スッキリとしたカンファー(樟脳)の香りが特徴です。
頭をスッキリさせてくれます。

学名 Rosmarinus  officinalis  CT  (Camphora)
ロスマリヌス・オフィキナリス
科名 シソ科
抽出部位 花と茎
抽出方法 水蒸気蒸留法
主な産地 フランス、スペイン
主要成分 モノテルペン炭化水素類:α-ピネン 10~30%、カンフェン 5~15%
酸化物類:1,8シネオール 15~35%
ケトン類:カンファー 10~25%
その他の成分 モノテルペン炭化水素類:パラシメン、β-ピネン、β-ミルセン、リモネン
セスキテルペン炭化水素類:β-カリオフィレン
モノテルペンアルコール類:α-テルピネオール、ボルネオール、リナロール
ケトン類:オクタノン-3、ベルベノン

禁忌事項:乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、神経系統の弱い患者(老人)、てんかん患者には使用しないようにしましょう。
(ケトン類に、神経毒性や堕胎作用(流産惹起作用)があるためです。)

香りの分類 ハーバル調**** ウッディ調** グリーン調** バルサム調*
蒸散速度ランク ミドルノート(高)
相性の良い精油 柑橘系、ラベンダー類、フランキンセンス、スパイス系、タイム、ゼラニウム、シダー

●心への働き
頭をスッキリさせ、頭脳の回転を早め、記憶力と集中力を高めるとされています。
ツンとした鋭い香りが頭の働きをクリアにします。
香りが強すぎると疲れるとされますので、少量を用いて芳香しましょう。

●からだへの働き
抗菌作用、抗ウイルス作用のあるモノテルペン炭化水素類、酸化物類、モノテルペンアルコール類を含むので、各種感染症に有用性があります。
カンファーには、筋肉弛緩作用があり、モノテルペン炭化水素類には抗炎症作用、鬱滞除去作用がありますので、筋肉痛や肩こりに期待ができます。
関節の痛み、腰痛、神経痛、筋肉の拘縮、リウマチにも期待ができます。
カンファーは、鎮痛作用、麻酔作用、抗嘔吐作用、抗神経痛作用、抗腐敗作用、駆風作用、中枢神経刺激作用、抗線維形成作用などがあります。
延髄の呼吸中枢刺激作用、中枢神経のあらゆる部位に作用して、血管運動興奮作用をおこします。
大量に投与すると、てんかん様の痙攣や発作を起こすことがあります。
一般作用として、ケトン類の作用は投与量で変化します。
ごく少量だと、興奮や強壮、刺激作用があります。
多量だと、リラックス作用、筋肉弛緩作用があります。
それ以上に投与すると、昏睡状態(鎮静)となります。
投与量により相反する反応が起こります。
目的をもって、正しく使用することが大切です。
嗅神経を刺激することで、認知症の改善にも有用性があるとされます。
高コレステロール血症にも期待ができます。
少量投与で、低血圧症に期待ができます。
ケトン類には、粘液溶解作用、脂肪溶解作用がありますので、セルライト除去や肥満症に期待ができます。

●肌への働き
タコや虫刺されに期待ができます。

ローズマリーのエピソード

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