ペパーミント
peppermint
●学名:Mentha×piperita
●科名:シソ科
清涼感のあるさわやかな香りをもちます。
自然に交配をしてしまうため多くの品種をもちます。
その中でも、よくお茶に使用されるのは、ペパーミントやスペアミントです。
フランスでは「マント」と呼ばれ、食後のお茶とされているそうです。
ギリシャ神話にも登場するほど歴史古く、浴用香料や料理、飲料の風味づけとして愛用されてきました。
宴会のときには、もてなしとして、食卓をミントでこすり磨いたとされます。
●お茶に使う部位:葉
●主な薬理作用
・鎮静、鎮痛、抗痙攣、健胃、発汗、制吐、刺激、収れん、鬱滞除去、強壮、殺菌、去痰、駆虫、冷却
メントールの強い清涼感と穏やかで甘い香りは、イライラしているときや緊張しているときや不安なときに飲むと、心を静めてリラックスさせてくれます。
気分が落ち込んでいるときは活力を与えてくれます。
疲れを感じるときには、リフレッシュさせてくれます。
食べ過ぎ、飲み過ぎ、油っこいものを食べたときには、胸やけを防いでくれます。
胃の痛みや鼻づまり、乗り物酔いにも期待ができます。
●香りと味
清涼感のあるさわやかな香りと甘い香りをもつ
●飲み方
シングルでもブレンドでも
いつもの紅茶に、ミントの葉２、３枚にレモンの輪切りをプラスすると、香りのいい紅茶になります。
ミルクティーに加えても美味しいです。(ミルクの量は全体の40%で、あらかじめ50～60℃に温めておき、ハーブティに加えて1～2分蒸らします)
●注意点
妊娠、授乳期の多量使用は、注意や禁忌となる場合があり、授乳期の使用は、母乳の分泌を減らすおそれがあります。
食道逆流の症状の方も、利用の際には注意が必要です。
乳児、乳幼児も利用を避けたほうが良いとされます。
精油の使用にも禁忌があります。
●利用法
料理に使う。(デザートやお茶、料理に添えるだけでもおしゃれに見せてくれます)
チョコレートと相性が良いハーブとしても知られています。
お風呂や手浴、足浴。
うがいのときの香りづけ。
クラフトやポプリ。
ペパーミントのエピソード
ペパーミント～挿し木で育ててます～
ペパーミントの精油
ペパーミントウォーター
夏の爽快アロマ・ハーブ～ミントで涼む～
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