パルマローザ Palmarosa
バラに似た甘いフローラル調の香りがします。
バラの代用として、香水やポプリに使われます。
心地よい香りを持つことから、美容関連などの多くの分野で利用されます。
細胞毒性も遺伝子毒性もなく、普通の皮膚では、肌を荒らす危険はありません。
一般的な使用量ではほとんど無害であるため、乳幼児に広く使用することができます。
妊婦中の女性以外は、どの投与方法でも良いとされます。
100㎏のパルマローザから、1~1,3㍑の精油がとれます。
(収率1~1,3%)
学名 | Cymbopogon martini キンボポゴン・マルティニ |
科名 | イネ科 |
抽出部位 | 全草(根以外) |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主な産地 | ベトナム、インド、ネパール |
主要有効成分 | モノテルペンアルコール類:ゲラニオール 75~85% エステル類:酢酸ゲラニル 5~15% |
その他の有効成分 | モノテルペン炭化水素類:trans-β-オシメン セスキテルペン炭化水素類:β-カリオフィレン モノテルペンアルコール類:リナロール |
禁忌事項:原則として出産時以外の妊婦には使用しない。
(ゲラニオールに子宮収縮作用(子宮毒性)があるため。)
妊婦、授乳中の産婦は、真菌症、湿疹などのごく局部の小さい範囲に塗布して使用するのみとします。基本的には妊婦中は、全期間使用を避けます。
香りの分類 | ハーバル調*** フローラル調** フルーティ調* スパイシー調* |
蒸散速度ランク | トップノート(低) |
相性の良い精油 | ゼラニウム、ローズ、ローズウッド、ネロリ、ジャスミン、イランイラン、シトロネラ |
●心への働き
バラの持つ成分(ゲラニオール、リナロール、酢酸ゲラニル)を多く含み、バラに似た芳香を持つので、抗メランコリック(憂鬱)作用、抗不安作用、精神面での鎮静作用と両面の作用を期待できます。
●からだへの働き
モノテルペンアルコール類には、抗菌作用、抗ウイルス作用があるため、各種感染症に対して効果が期待できます。
●肌への働き
ゲラニオールは、収斂作用、皮膚弾力回復作用などがあるため、皮膚に対して有効な作用があります。
ゲラニオールは、モノテルペンアルコール類の中で、抗菌作用が最も強く、抗腫瘍作用、抗真菌作用、抗菌作用などがあります。
●相乗効果が期待される精油
ローレル:抗真菌作用
ベトナム・シナモン:抗真菌作用
ラヴィンツァラ:抗ウイルス作用
クローブ:子宮強壮作用
ユーカリ・ポリブラクティア:抗ウイルス作用
ヘリクリサム:セルライト除去作用
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