パルマローザのエピソード

パルマローザ Palmarosa

Cymbopogon martini

原産地はインド・インドネシア・ベトナムです。
アジア熱帯地方の林間、乾燥した土壌に生息します。
3㍍の高さに成長する草本植物です。
熱帯地方に育つこの芳香植物はイネ科の植物です。
大きな科の一部を成すシトロネラの部類に属しています。
しかし、ゲラニオール特有の香りによりその相違は明確です。
先の尖った縦長の披針形、黄緑色、勢いのある葉で、非常に香りが強いです。
根茎から出る線形、披針形花序は熟すと赤くなり、エッセンスがさらに濃くなります。
分岐した円錐形花序、雄しべは3本、満開時には赤くなりますが、萼も花冠もありません。
熱帯地方での栽培が多く、精油は、化粧品、アロマテラピーに使用される他に、料理用として使用されることもあります。

●語源
ギリシャ語 kymbe(小舟)、pogon(ひげ)
小穂の形から命名されました。
martiniは、おそらく人名と思われますが不明です。
英語のPalmarosaは、ラテン語のpalma(手のひら、シュロ)、rosa(バラ)。
葉の上部が掌状に分裂したシュロの木の葉の形で、バラの香りがほんのりすることから命名されたといわれます。

●別名
「インディアンゼラニウム」

●歴史
原産地インドの伝承医学・アーユルヴェーダでは、熱病や感染症の治療薬として古くから使われてきた植物のひとつです。
特に胃腸の感染症に有効とされてきました。
実際に精油には、大腸菌を5分で死滅させる力があることが解っているそうです。

ゲラニオールが含まれているので、ローズの代用品または、ローズ・オットーを薄めるためにも使用されました。
この精油は心地よい香りを持つことから、アロマテラピーはもちろんのこと、美容関連など多くの分野で利用されます。
産業界での需要が伸びて栽培が広がり、この芳香植物はパルマローザの名前で呼ばれるようになりました。

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