maua bahati   幸運の花

maua bahati

というのはスワヒリ語で ”幸運の花” という意味なんだそうです。

アロマテラピーの資格 取ったはいいけれど、いざ生活の中に取り入れるとなると、以外と考えてしまうものです。
せっかくメディカルアロマを学んで、テキストには沢山の処方集が載っていますが、実際に試すのは、ほんの少しですよね。

もともとは、香りが好きだし詳しく知りたい程度で、アロマテラピーの資格を取りました。
そしてその時に初めて、メディカルアロマという存在を知りました。
「へ~、フランスでは治療や医療にも使ってるんだね」という驚きはありましたが、実際には、スキンケア程度の使い方しかしていませんでした。

周りの人にアロマテラピーを知ってもらうきっかけとなったのは、東日本大震災でした。
職場では、被災地の支援にまずは福島県に行くことに決まりました。
まだ地震の直後で、何がどうなっているかもわからない時で、放射能だ、原発だなんて、現実に向かい合ったことのない事態で、行くことに恐怖心をもっていた人も多かったと思います。
東京電力の方々がきて、原発に対しての説明会もありましたが、難しい言葉でよくわからなかったと聞きます。
みんな、初めて体験する放射能の問題には、知識もなく、不安ばかりでしたが、支援に行かざるをえませんでした。

その時、何か少しでも役にたてればと、精油の入ったスプレーを、希望者に持って行ってもらうことにしたのです。
(本当は譲渡はしてはいけない規則ですが、スクールに聞いてみたら非常事態なのでいいと思います。と優しい答えをいただきました。)
よく見れば精油には、放射線治療の際に使用するものもあるんです。
今までそんな問題に遭遇したこともなく、目に入っていませんでした。
ただそれは、原液で使用するもので、状況が違いすぎました。
それでも現地は、水道や電気など使えない状況で、まだまだ寒い時期でしたので、風邪やお腹のトラブルなど心配がいっぱいです。
放射線治療の際に使用する精油は、抗菌作用、抗ウイルス作用、免疫力向上などにも有用性がありましたので、それを希釈して使いました。
水が使えない現地で、食事の前に手にスプレーして消毒代わりにしたり、頭や身体にスプレーをして使えるようにしました。
目に見えて役にたつものではなかったかもしれませんが、安心につながったように思います。

これがきっかけとなり、「他にはどんなことに使えるの?」と。
アロマテラピーとか、精油とかの言葉も聞いたことのなかった、男性が興味を持ってくれたのでした。
それを機に、意外に多くの人が興味を示しているなと感じました。
ある程度年を重ねると、病院ではどうにもならない問題を多かれ少なかれ抱えていることを知りました。
みんな、病院に行ってもどうにもならないことは、どうにもならないんだということは分かっています。
でも、どうにかなるならば、どうにかしたいとも思っています。
情報の氾濫している世の中ですが、それでも選択肢は多いほうが良いと思います。
一つの選択肢として、植物であることが魅力の一つのようでした。
ということで、私の周りは、何かしら不調を感じる「お年頃」の男性アロマファンが多いのです。

昔の人々は、自然と共に暮らし、植物と共に生きてきました。

そういった知恵をお手本に、身近なものを利用しての精油や植物の活用方法や、自然を感じられるような暮らし、それから幸運になりそうなものを紹介していけたらいいなと考えています。

幸運の花が咲きますように。h20

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