キッチンの油汚れ~大掃除を楽にするために~

キッチンの油汚れは手強いですね~
なかなか掃除する気にもならないですし・・
なんで色々な場所に油がついているのが不思議です。
そんなところまで油はねしたかな?ってところまで汚れています。
食べ物を作る場所ですから、なるべくなら、身近なものや安全なもので汚れが落とせたら嬉しいですね。

●キッチンのギトギトの原因は
調理をした時に、フライパンからは「油煙」といって、油が入った煙が出ています。
それが換気扇に吸い込まれているから、換気扇はあんな油汚れになってしまうんです。
そのうえ、ホコリも吸い込みますので、油にくっつき、さらに汚れます。
目には見えませんが、吸い込まれなかった油煙は、色々な場所に落ちます。
もちろん、その上にホコリもくっつきます。
だから、「なんでこんな場所がギトギト?」となるのです。
床や壁、キッチンの側に窓があれば、窓も、冷蔵庫までも、油煙によって汚れてしまうのです。
油汚れとホコリのミルフィーユ状態が、頑固な汚れの正体でした。

●キッチンの汚れを簡単に落とす方法
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・多少の油汚れであれば、重曹をそのまま振って汚れをこすります。
(重曹はクレンザー効果があります。)
このような容器ならば、そのまま振って使えます。
精油を入れた重曹を作る場合は、穴の空いた瓶などがあれば便利です。
精油を使う場合は、3~4滴を重曹に入れてよく混ぜて使います。
精油は、オレンジパワーってよく聞きますので、スイート・オレンジを使いました。

・ギトギトの油汚れを落とすのに、安全な重曹を使いたいですが、重曹はギトギトの油汚れには少しパワーが足りません。
そこで、ギトギト油汚れには、食器洗い用の洗剤を使います。
(食器用なので安心して使えます。)
厚手のビニール袋に50℃のお湯を入れて、食器洗い洗剤を入れます。(15分ほど浸け置きます。)
油汚れは高い温度で液体化しますので、頑固な油汚れを落とす効果が期待できます。
高い温度により流動性が出て、落ちやすいサラサラの油へと変化します。
洗剤の化学反応が早くなり、油汚れを落とす分子(界面活性剤)の働きが活発になります。
浸け置きした後、スポンジでこすり、水洗いします。
それでも、汚れが残ってしまった場合は、重曹をふりかけてこすります。

もう少し、重曹よりも洗浄効果のある安心できるものを使いたい場合は、セスキ炭酸ソーダを使います。
重曹よりも水に溶けやすいので、スプレーを作っておくと便利です。

●セスキ炭酸ソーダの特徴
重曹に比べて、水に溶けやすいアルカリ剤です。
アルカリの強さがほどほどなので、洗浄力があるけれど、手荒れの心配がありません。
変質しにくいので常温で長期保全ができます。
無機質なので、有機物である界面活性剤よりも環境に優しいです。
炭酸ナトリウムと重曹の複塩で両者の中間的な性質を合わせ持ちます。

・得意な汚れ
皮脂や垢など軽い洗濯や、ヒドい油汚れの下処理
血液の汚れ
台所のベタベタ
取っ手やスイッチなど表面の手垢汚れ

・苦手な汚れ
激しい泥汚れ
機械油や口紅などの頑固な汚れ
衣類のシミ

・注意
肌が弱く、手荒れしやすい人は、ゴム手袋をしましょう。
皮膚に付いてヌルヌルした場合は十分に洗い流します。
それでも取れない場合は、酢やクエン酸を少量つけて、中和させます。
その後、水でよく洗い流します。

●セスキ炭酸ナトリウムスプレーを作り方
材料
・水500ml
・セスキ炭酸ナトリウム小さじ1
・精油4~5滴
作り方
①セスキ炭酸ソーダに精油を入れます。
②よく混ぜます。
③水を入れてさらに混ぜます。

●キッチンの壁の汚れは、直接洗剤を吹きかけずに、ぞうきんに洗剤を含ませて、下から上に向かって拭くことで、垂れ染みを作らずにキレイに拭くことが出来るそうです。

●キッチンの油汚れを最低限にするための予防法
調理の5分前に換気扇を回すことが大事だそうです。
壁についている「自然吸気口」と換気扇の間に空気の流れを作っておくことで、換気扇への流れ道が出来るということです。
換気扇から遠い窓を10㎝開けるだけでも、空気を押し出す力が生まれて換気扇の吸引力がますとも言われます。
調理後も、フライパンや料理からの油煙が出ているため、しばらく換気扇を回すようにします。

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なかなか頑固な汚れが予想できますが、前よりも割とキレイになったのであれば、それで良しとしましょう。
また次回、今回よりもキレイを目指せばいいんです。

重曹ってスゴいんです!

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