ゼラニウム・エジプトの精油

ゼラニウム・エジプト Geranium

甘くバラに似た香りで、わずかにミント的なグリーン調の香りがします。
甘い香りがして女性に人気があり、ローズゼラニウムという俗称で呼ばれることもあります。
心身ともにさまざまなバランスを保つとされています。
モノテルペンアルコール類のシトロネロールとさまざまなエステル類の存在が心地よい個性を与えています。
感じ方は個人個人で違いが生じます。
人によって鎮静作用を感じたり、刺激作用を感じたりします。
浅裂でざらざらした葉は精油の分泌腺毛で覆われ、さわるとバラのような香りを放ちますが、とても香りが強いです。
少ししおれた状態で、葉と茎を水蒸気蒸留にかけると、バラのような香りの、黄褐色から黄緑色をした透明な精油が採れます。
収率は0,15~0,3%

学名 Pelargonium×asperum ペラルゴニウム・アスペルム
科名 フウロソウ科
抽出部位
抽出方法 水蒸気蒸留法
主な産地 エジプト
主要有効成分 モノテルペンアルコール類:シトネロール 25~40% ゲラニオール 10~25% リナロール 3~10%
エステル類:蟻酸シトロネリル 5~10%
ケトン類:イソメントン 3~10%
その他の成分 セスキテルペン炭化水素類:β-カリオフィレン、ゲルマクレンD
セスキテルペンアルコール類:10-エピ-γ-オイデスモール
エステル類:蟻酸ゲラニル、酪酸シトロネリル
酸化物類:cis-ローズオキサイド

ケトン類を少量含みますが、通常の用量では人体に影響する害の報告はありません。

香りの分類 ハーバル調**** グリーン調*** フローラル調** フルーティー調* スパイシー調* ウッディ調* バルサム調*
蒸散速度ランク ミドルノート(中)
相性の良い精油 柑橘系、クローブ、サンダルウッド、ローズ、ローズウッド、ネロリ、クラリセージ

・心への働き
鎮静作用がある成分を多く含むので、リラクセーションの処方に期待ができます。
ゲラニオールには、モノテルペンアルコール類の中で抗菌作用が最も強く、抗メランコリック(憂鬱)作用、興奮作用などがあります。

・からだへの働き
ゲラニオールには、モノテルペンアルコール類の中で抗菌作用が最も強く、抗腫瘍作用、抗真菌作用、抗菌作用などがあります。
心身ともにさまざまなバランスを保つとされ、ホルモンバランスを整えて婦人科系の症状和らげます。
局部的に刺激すると鎮痛作用があるとされますので、月経前、月経柱の乳房の痛みを軽減するとされます。
止血作用があり、肝臓と膵臓の機能を刺激するとされます。

・肌への働き
シトロネロールには、抗菌作用、抗真菌作用、鎮静作用、線虫駆除作用などがあります。
多岐にわたる特性があるため、ボディーオイルのブレンドにも適しています。

ゼラニウム・エジプトのエピソード

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アロマで保湿クリーム~乾燥肌対策~

アロマスプレーで窓掃除~雨の後が楽ちんです~

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