エキナセアのエピソード

エキナセア echinacea

エキナセアは北アメリカ原産の多年草です。
高さ50㎝~150㎝ほどになります。
花期は6月~10頃です。

●学名:Echinacea angustifolia、Echinacea purpurea
Echinaceaはギリシャ語で「ハリネズミ」の意味の”chinos”という言葉が語源です。
花の中央部分の形状が刺上になることが由来という説があります。
●和名:ムラサキバレンキク
版画を摺る際に使う道具の「馬簾」に花の中心部の形が似ていることから、こう呼ばれるようになったとされます。
●別名:エキナケア、パープルコーンフラワー
●科名:キク科
●原産地:北アメリカ原産
●花言葉:優しさ、深い愛、漂う品格、あなたの痛みを癒やします
●パワー:おまじないの補強
●おまじない:エキナセアは、アメリカの原住民が、おまじないや呪いの効果をより高めるために、精霊へのささげ物として使っていたとされています。

●歴史
エキナセアは、北アメリカの先住民が、毒蛇に咬まれた時に、パウダー状にして傷口に擦り込んでいたといわれています。
虫刺されの傷、歯痛、喉の痛み、伝染病の治療にも用いていたとされています。
「インディアンのハーブ」と呼ばれ、古くから親しまれていました。
グレートプレーインズ地方のアメリカ先住民の間では、伝統的な医療(感染症および悪性腫瘍の治療)に用いていました。
欧米ではハーブティーとして飲まれるほか、炎症や傷の手当てにも用いられてきました。
欧州では伝統生薬製剤の欧州指令に従い、医薬品ともなっています。
ドイツを中心に研究が行われ、エキナセアの免疫力を高める働き(免疫刺激特性)がわかり、「天然の抗生物質」として、広く知られるようになりました。
英国ではハーブ専門店はもとより、薬局などでもハーブサプリメントとして親しまれています。
日本でも風邪の季節などに人気があります。

●活用法
根には主に抗ウイルス、抗菌作用があるとされる成分が含まれます。
煎じたうがい薬にすると、喉の痛みが和らぎ、風邪の初期症状に効果があります。
風邪やインフルエンザなどのあらゆる感染症に対しても働きかけるとされます。
根のほか、花や葉、茎を乾燥させておくと風邪を予防するハーブティーとして利用できます。
花粉症対策には、シーズン前から飲み続けると効果があると言われています。
免疫力が低下して、感染症を繰り返す人にもおすすめです。
抗菌作用もあるので、下痢の症状や膀胱炎の緩和にも役立ちます。
チンキ剤を作ってうがいに使います。(感染症予防)

中心部を高く突き出すように咲く大輪の花が特徴です。
紫がかった濃いピンク色の鮮やかな花は、夏の庭を華やかにしてくれます。
乾燥させてリースやポプリにしても楽しめ、観賞用として花壇などで栽培されます。
園芸、料理、ハーブティー、クラフト、浴用と、様々に利用することができます。

エキナセア~見切り品をいただきました~

●安全性
キク科アレルギーの人は注意が必要です。
自己免疫疾患(喘息・アトピー性皮膚炎などアレルギーがおこりやすい人)の人は使用をしないようにしましょう。
一部の人では、発疹、喘息の悪化、アナフィラキシーショックなどが見られ、胃腸への副作用が最も多かったとされます。
長期継続もしないようにしましょう。
2週間摂取したら1週間休むと効果が高いと考えられています。

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