いただき物です。
これはシッポゴケで、動物のシッポのような形をした可憐で可愛い苔です。
ガラス容器の中で育てて楽しむ、「苔テラリウム」というものだそうです。
苔の葉には、透明細胞といわれる保水能力のある大きな細胞があり、乾燥に強いのが特徴なんだそうです。
なんとも、手のかからない植物のようです。
私は、今までは、食べられる植物や、虫除けになる植物などと、役に立つだろうものを中心に育ててきました。
癒やしよりも、いやしいが先にありました。
「これって、食べられないんでしょ?」
なんて聞いて、呆れられてしまいましたが、見ていると、可愛いです。
何度もビンを手にとり、何度もフタを開けて、ついつい匂いを嗅いでしまいます。
これは、癒やしになりそうです。
匂いは、土と葉の混ざった落ち着く香りがします。
モスグリーンな?香りです。
※最近知ったのですが、苔には毒性のあるものがなく、食べれるのでは!ということです。
専門家の中には、苔を食べてみた方もいらっしゃるようです。
なかでも、「ジャゴケ」は、松茸と同じ成分をもち、松茸の香りがするそうです。
強くこすっても香るそうです。
天ぷら、おひたし、酢の物、炒め物など試していましたよ。
栄養素は、葉緑素・脂肪酸・油分などあるそうですが、わざわざ苔を食べるのならば、葉物の野菜を食べたほうが栄養はとれるそうです。
それから、食べる人はいないとは思いますが、苔には微生物がついている可能性がありますので、しっかり洗って、加熱して食べるのが安全だそうです。
他には、苔には空気をきれいにしたり、湿度を保ったりと、注目すべきとこもあるようです。
●苔の花言葉:母性愛
●語源
樹木の幹や岩の上に生えている様子が、短い毛のようだったことから、「木毛」、「小毛」と表されていました。
地球上の歴史の中で、コケ植物は初めて海から陸に上がったといわれています。
数億年の歴史の中で、環境の変化に、絶えず変化し対応してきたとされます。
日本の国歌「君が代」の歌詞の中に、”苔のむすまで”とでてきます。
苔むすとは、それだけ長い時間を経過してきたことを表しています。
苔は長い時間が経っても残り続ける歴史を象徴するものなのだそうです。
ただ苔むすだけでは、古くさいものですが、日本人は、美しく手入れして、苔を愛でる文化があります。
古いものも大切にしながら、歩んできた和の文化なんですね。
ますます、愛着がわきますね。
アメリカでは逆に、「転がる石には苔が生えない」ということわざがあって、苔は停滞を表しています。
常に変化や革新を求めることに価値があるという文化の違いがあります。
●育て方
2~3週間に一度、霧吹きで水を与えます。
(表を湿らせる程度)
ビンのフタを閉めたまま一ヶ月以上は、空気の入れ換えをしなくても問題がありません。
2年間は同じビンの中で栽培が可能です。
大きくなってフタについたら、伸びた部分をハサミで切ると、下から新しいコケが生えてきます。
●注意事項
直射日光で高温になる夏など、ビンの中が蒸れると、コケの色が悪くなったり、白カビが発生します。
しばらく、ビンのフタを開けて育てましょう。
白カビや、茶色になった部分は、切ってあげましょう。
(観葉植物)苔Terrarium コウヤノマンネングサ ガラスボトルL 説明書付 テラリウムキット 本州・四国限定 価格:3,080円 |
価格:2,700円 |
価格:2,700円 |
〈スポンサーリンク〉