アロエで薄毛に挑む~男のロマン~

ちょっぴり生え際が気になってきた「お年頃の男性」が、行きつけの床屋さんで、アロエが薄毛に良いと聞いたそうです。
アロエを使ってみたいようです。

調べて見たところ、たしかに毛髪に良さそうです。

アロエは別名 ”医者いらず”

アロエと言えば火傷・切り傷・便秘・二日酔いなど、民間万能薬として知られています。最近では、脱毛・白髪・成人病・リュウマチなどの効用も伝えられています。

アロエはユリ科の植物で、原産地は定説ですがアフリカだとされます。
人類が誕生する以前から存在していたのかもしれないと言われています。
まだまだ解明されていない成分もあるようで、わくわくする植物なのですね。

主な成分は、アロインなどを中心とする植物フェノール系成分、多糖類成分、そして、その他の成分となります。
このアロインが、毛髪の成長を阻害する悪玉酵素 ”5αリダクターゼ” の働きを抑制すると期待されているようです。
みかんに含まれる ”リモネン” にも同じ働きがあるようですが、アロインのほうが、1,2倍の効用があるとされているようです。

リモネンなら、精油にも含まれているものもありますし、血行促進作用を含む精油などを組み合わせて、相乗効果も期待したいですね。

課題は、お手入れとは縁遠い男性2人に、使いやすく永く使えるものにすることです。
なんといっても植物なので、即効性は期待できないため、長期戦になりそうだからです。
髪は欲しいけど、面倒なことはしたくない!という無頓着な男達です。
ただ、もしかしたら花が咲くかも!!なんてロマンはたっぷりあります。

aroe-roman

材料

・アロエ 7~8本(乾燥させたものを使っています)
・無水エタノール 200cc
・精製水(ミネラルウォーターでも) 100cc
・精油 全体の0,01~0,5%くらい

作り方

・アロエを収穫して洗い、トゲトゲの部分を切り1㎝程度に切ります。
・アロエを乾燥させます。

・乾燥したら、無水エタノールと精製水を注ぎ、2~3週間冷暗所におきます。(注ぎやすい瓶に作ると使いやすいです)

使い方

・色が付いたら、スプレー瓶に移し、精油を入れて完成です。
・気になる頭皮に付けて、頭皮が動くようにもみ込みます。

使用する際には、必ずパッチテストが必要です。刺激が強い場合は、精製水などで薄めて使うことをおすすめします。

これを作り始めて、3年以上はたちます。
2人はこれで問題なく使っています。
私は、これに精油を加えていますが、毛髪に良さそうな精油を、その都度何種類か混ぜて使っています。(イランイラン、ラベンダー・アングスティフォリアオレンジ・スイート、ジンジャー、ナツメグ、シナモン・カッシア、ローズマリー・ベルベノン、ウインターグリーン、シダー、アトラス・シダー、レモングラスなどがよく使う精油です。)
どれかが役に立つかもしれない!と期待しながら、色々組み合わせをかえて挑んでいます。

最初の頃は、いつかフサフサしたときのために、使用前・使用後なんていいね~なんて写真なんて撮ったりしていました。
1人は割と砂漠化していたので、もしかしたら、毛根がお亡くなりになっているかもしれないと話しています。
1人は生え際が気になり、髪の細さがお悩みでしたが、1年半くらいたった頃に、床屋さんからアロエの成果があらわれたのでは?と言われたそうです。
でもそれで安心したのか、しばらくの間、空白の期間がありましたが、また気になりはじめたようで再開しています。

ただし、2人とも、瓶が空になると、「おかわり!」となりますので、まだまだ夢の途中です。

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